各セメスターに1回以上実施する学生研究進捗報告会(中間発表等)の終了後を利用して、教員スタッフ全員による学生指導カンファレンスを開催し、学生の履修状況をモニタリングした結果から、学生毎の指導方針を教員スタッフ全員で確認して修正していきます。また、毎週開催する研究室教員スタッフ会議において、学生の履修状況、生活状況等の確認を行っています。
学部4年生の導入教育として、研究室にある様々な機材(HMD、プロジェクタ、Leap Motion Controller、Azure Kinectなど)を自由に使ったインタラクティブXR作品制作を行います。作品群を研究室内外の人々に体験してもらうコンテスト形式の発表会を行い、XRシステム構築の計画、実行、評価、改善の循環を経験します。これまでの作品群はこちら。
英書が主体のXRに関する専門文献を、研究室メンバー全員で読解していきます。英文を丸ごと翻訳してくれるAI時代だからこそ、XR研究を志向するメンバー全員での議論を通して、内容を深く理解する効果の高い会読を実践しています。様々な文献を読み切る体験を通して、学問分野を体系的に理解する力を養成しています。
岩井研では、国際性涵養のため、学生に海外経験、異文化交流経験を積ませる活動を行っています。
年300万円の研究奨励費(加えて、年90万円の研究費)が受けられる大阪大学 次世代AI人材育成事業をはじめ、大阪大学 フェローシップ創設事業、大阪大学 次世代研究者育成プロジェクト、大阪大学 ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム(5年一貫)、大阪大学 超域イノベーション博士課程プログラム(5年一貫)など、岩井研が所属する基礎工学研究科・システム創成専攻の博士課程学生に対して、様々な経済的支援が用意されています。いずれも、自らの専門の殻に閉じず広い視野を獲得できるよう設計された学際的なプログラムです。岩井研の博士学生は、これらのいずれかに参画しています。また、日本学術振興会 特別研究員 DCへの申請サポートも行っており、これまで多数採択されています。
岩井研では、社会人基礎力の涵養のため、以下の映像教材の視聴を薦め、放送内容に関してグループディスカッションする反転教育を行っています。
岩井研では、社会人基礎力の涵養のため、以下の新聞雑誌等の閲読を薦め、記事内容に関してグループディスカッションする反転教育を行っています。
岩井研での研究活動を通して、ハードからソフトまで幅広く技能を身につけた指導的技術者へと成長できますので、卒業生は、総合エレクトロニクス、通信、IT、自動車、コンサル、ゲームなど多様な業界で活躍しています。転職によってGAFAM等の世界的な企業やユニコーン企業などへのキャリアアップを果たしている卒業生もいます。また、大学教員も多数輩出しています。沿革の通り、当研究室には長い歴史があり、様々な先輩からアドバイスを受けることが可能です。